華城綾女

時岡学園高等部二年生で、時岡学園生徒会副会長。また、世論を賑わす下ネタテロ組織「SOX」の首魁である《雪原の青（せつげんのあお）》の正体。
父に元政治家である遠藤正志を持つ。遠藤が政略によって無実の罪によって投獄されて以降は、家族関係を裏工作によって白紙に戻し、華城家へと養子として引き取られている。
実家は第一清麗指定都市の有名温泉街・朱門温泉の老舗である清門荘（ただし養子であるため、生家ではない）。
その性格は生まれついてから破綻しきっており、胎教で下ネタを聞かされていたのではないかと疑われるほどの下ネタ中毒者。口を開けば低レベルな下ネタが漏れ出し、精神の安定にすら下ネタを用いるほど。
その一部はPMの禁止単語に該当するほどストレートなものだが、遠藤が綾女のために残した、現在は流通していない旧型の携帯電話から特定の番号に発信することで、一日につき3分間のみPMの探知を無効化させることが出来るため、この機能を利用して下ネタテロ活動も行っている（しかし本人は何故一日3分しか無効化できないのかと不満を抱いている）。
生徒会副会長の華城綾女としては、無愛想な三つ編み眼鏡の女子生徒として、《雪原の青》としては、堂々としたカリスマとパワー溢れる快人物として立ち振る舞っている。しかし、狸吉の存在がなければ心が折れていたり、狸吉に見限られたくないがために見栄を張ったと話す等、年相応の苦悩を持つ少女としての根を持つ。
同じく生徒会に所属するアンナとは親友であり、ストーカー事件以降豹変してしまった親友の身を案じている。