クリスにメイドとして付き従う従者であり吸血鬼。 心優しく仕事も優秀。炊事に掃除、洗濯まで完璧にこなす。 また吸血鬼として血を吸い、それを主人に分け与えることさえもできる。 「救われる存在こそヒロイン」だとするなら、彼女はヒロインではないのかもしれない。 けれど「従者」という立場から解き放たれたときの素の彼女では? 大切な人が増えれば、そのぶん迷いもまた増えていく。 その手に握った「鋏」を、彼女はそのとき本当に上手く扱えるのだろうか。