暗殺者ファンタジ
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关于此作
ユリナスが去って十年一一。 エクセリオン帝の統治が続く頃、実弟インフェリウスは兄の壁にぶつかっていた。パルティアをめぐって兄と意見が対立 していたのだ。インフェリウスは攻略の必要はなしという考えだったが、エクセリオン帝は攻略すベしという考えだった。 兄を説得できないインフェリウスに、部下は告げる。皇帝はきっと譲位のお考えはないのです一一。 壁にぶつかっているのは、ロ一マ派聖十字教も同じだった。皇帝の庇護の下、繁栄を迎えているのはゲル二ア派聖十字教 だった。ユリナスはメシアスの生まれ変わりではないと否定するロ一マ派は、冷や水を飲まされていたのである。 エクセリオン帝の後は、実弟のインフェリウスが帝位を継ぐと言われている。 インフェリウスは心底ユリナスに心酔する男である。インフェリウスが皇帝となれば、ロ一マ派はますます憂き目を見る ことになる。それは避けねばならない。ロ一マ派こそがかつての栄光を取り戻さなければならない……。 さらに壁にぶつかっているのは一一というか、ずっとぶつかりつづけているのは、暗殺者三人組であった。 いまだ暗殺成功を果たせぬまま、新しいメンバ一を迎えていた。暗殺者Cが一念発起して脱退、補助兵となってシリアへ 出征してしまったのだ。 代わりに加わった新しい暗殺者Cだったが、姿格好はかつての暗殺者Cと同じものの、どうも怪しい。 声からして明らかに女なのだ。 訝しむ暗殺者Aと暗殺者Bは乳を揉んで真偽を確かめようとするが、暗殺者Cは強かった。 呆気なく暗殺者Aと暗殺者Bはやられてしまう。 展望の開けぬ三人組は、かつてドロニウムと呼ばれていた町ユリナシアを訪れ、再びユリナス神殿にお参りする。 そこで、おおよそ本業とは関係のないけしからんお願いをしてユリナシアを離れるが、野宿する三人組を、凶暴な影が 待っていた一—。 本邦初、暗殺者三人組を主人公としたツョ一トスト一リ一。
