关于本卷
魔術師たちの覚悟が、札幌の闇を切り裂く! 札幌地下に広がる迷宮へと逃げた活性転移門を追い、乙葉たちは特戦自衛隊、そして退魔機関第六課と共に戦闘態勢に突入する。死力を尽くした末、どうにか討伐は完了するも、札幌駅地下に蠢く魔物の群れは執拗に襲い続け、脱出劇はまさに地獄絵図。その死闘の果てにようやく地上へと戻った彼女たちを待っていたのは――魔人王・瀬川雅の覚醒だった。 その正体を知る者は一部に過ぎない。だが魔人王の力に群がる者たちの動きは加速する。香港の道士・馬天祐、謎の魔導具使いジェラール・浪川、マグナム派の藍明鈴――魔の連鎖は、静かに札幌の闇を浸食していた。 一方、鏡刻界の魔大陸では、マグナムの配下・ブルーナ・デュラッヘが浮遊大陸アトランティスを急襲。迎え撃つのは、白桃姫、築地祐太郎、唐澤りな、有馬紗那の四人。交錯する思惑と魔術、そして新たな戦いの火蓋が切られる。 乙葉の機転により十二魔将を巡る争いは収束したものの、彼女は魔神リィンフォースとの邂逅により、取り返しのつかない失敗を犯してしまう。気づけば、平穏は崩れ去り、世界は次なる混沌に向かって動き始めていた。 そして――魔人王となった少年・瀬川雅は、帰還した白桃姫と“ある覚悟”を語り合う。だがその言葉の先に待つのは、ただの運命ではなかった。 運命と戦え。世界を背負え。これは、魔術と意志が交差する、現代魔法戦記の最前線。
本系列
11 卷
