关于本卷
「その命がキミ1人のものだと思っているならキミは本当の痴れ者だ」 「したいようにしていいのよ」 「こんなセックス今日かぎりにする」 とっさに流(ながれ)をかばって怪我を負った亜以(あい)。 流は自分の存在が、愛する人を危険な目に遭わせてしまうと改めて思い知る。 父から愛されなかったこと、母の顔も知らぬまま生きてきたこと、 すべては『道具』として生を享けたがゆえの宿命だったのか。 こんな自分は誰にも愛される資格がない。 ──そう、だから『俺は彼女に愛されてはいけない』。 流の中でなにかが壊れ、それでも亜以は流への愛を貫こうとするが……? 一方、はるか遠い中央アジアの都市国家・アムシアで、 王位継承をめぐる動きが起こり、流と亜以の運命も大きく揺れ始める!
