关于本卷
人間と吸血種の、男と女のあいだに横たわる、哀しみ。 思惑が交錯する――これは、“境界"の物語。 再開発が進む東京で、吸血種の存在が赦された特定六区。 そのうち、世田谷区・下北沢を中心に巻き起こる、ヴァンパイア・サスペンス。 警視庁担当監査室が、吸血種に蔓延する「アムリタ」の捜査に乗り出すなか、 天音と太陽は、吸血種の義父のDVに苛まれる少女・実花を救ったが、その際、義父は変死を遂げた。 一方、吸血種の権利を守る団体「ROV」の動向に注目した、ミステリー作家の真琴は、 代表の神崎と、ある取引を交わす。そんな矢先、下北沢ではまたひとつ、新たな血の連鎖が………。
